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個人差の大きい嗅覚


ニオイの快・不快は一般的に以下の4点から判断されます。
①質・・・ニオイの種類
②強度・・・ニオイの強さ
③認容性・・・好みのニオイであるかどうか
④広範性・・・どれほどの濃さでにおっているか




よいニオイか嫌なニオイかは、基本的に上記4つの基準で判断されますが、
快・不快の境目は個人個人によって異なるため、一様にその境を線引きできるものではありません。
 しかも、ニオイに対する反応は、
その人の置かれている条件や環境・精神状態によっても様々に変化します。
また、たとえよいニオイでも、一定以上の濃度になれば不快なニオイになったり、
悪臭でも薄い濃度であれば快いニオイに変化したりします。





■性別や体調、年齢でも違う
私たちの嗅覚には、「順応しやすい」・「個人差が大きい」という二つの大きな特徴があります。
順応しやすい点で言えば、例えば最初は気になる匂いでも、
ずっと同じニオイをかいでいるとそのうち気にならなくなるという現象があげられます。
個人差という点では、人間の嗅覚の能力は、
人種、性別、年齢、鍛錬などによってかなりの差があります。

性別でいえば、男性より女性のほうが嗅覚は比較的優れています。
しかし、生理中は急激に鈍くなることも知られています。
また、体調が思わしくない場合や身体的な疲労の度合いによっても嗅覚は大きく変化します。

■人が「快い」と感じるのはたった20%
地球上には約40万種類ものニオイの化合物が存在しますが、
ある研究者によれば、人間が快適なニオイと感じるのはそのうちのたった20%だそうです。
残る80%は不快なニオイ、もしくは快適でも不快でもないニオイなのです。